こんにちは いくじろうです!
4か月の育休が終わり、仕事に復帰しましたので、育休を振り返ってみたいと思います。
これから育休を取ろうとする人の背中を押せれば幸いです
男性の育休はなんのために取るのか
結論からいうと育休は妻のためにとるものです。具体的にみてみましょう。
①産後の妻の回復を最優先できる
産後のママは、全治2か月の交通事故と同レベルのダメージを受けていますので、できる限り寝る姿勢で過ごす必要があります。さらに、出産直後はホルモンのバランスによりメンタルが超絶不安定な状態が続きます
そんな状態で、すぐに新生児の育児をしないといけないのは、本当に本当に大変なことです
ママを助けられるのは、パパしかいません。授乳などのママにしかできないこと以外はすべてやるという意気込みが大事です。ミルク作り、消毒、おむつ替え、保湿、沐浴、料理、洗濯、掃除、ゴミ出し、役所の手続きとやることはいーーーっぱいあります!全部やりましょう!
②本当の意味で育児を自分事として考えられる
Twitterを見ていても、ママとパパでは育児の意識の差が大きいことが多いようです
仕事に復帰してより実感しますが、仕事をしていると本当の意味で育児に参加することはできないです。経験していないので大変さがわからないんですよね。おそらく部長と平社員くらい視座が違います。
育休をとって、ママと同じだけ育児をすることで言葉にできない育児の大変さを共有でき、大変さがわかるからこそお互いに感謝の気持ちを伝えることができます
③子が小さいときから妻に一人の時間をもってもらえる
ママにとって、我が子は自分よりも大切な存在です(もちろんパパにとってもですが)
一人の時間を確保するには、どうしても誰かに我が子を預けるということが必要になります。「美容院に行きたいけど子を預けていけない」、「夫だけにまかせるのは不安」というTweetを何度も目にします。
僕は、「妻が1日遊びにいっても大丈夫なように育児できるようにする」という目標を掲げて育休に挑みました。今では、朝の保湿から夜お風呂に入れて、寝かしつけするまで一人でできるほどにはなったかなと思います。
④妻と仲良くいれる
子が生まれると、ライフスタイルが急変します。2人で育休を取得できると、一緒に新しいライフスタイルになじんでいくことができて、妻と同じ目線で育児ができて、意見交換ができて、同じだけ遊びにいくこともできます。
「産後の恨みは一生」という恐ろしい言葉が世の中にはある一方で、「産後の感謝も一生」らしいので頑張りましょう!
1日のスケジュール
産後の育児は総理大臣なみの緻密なスケジュールなのでは?と思うくらいやることだらけです。ワンオペ育児をされているすべてのママさんは本当にすごいです!
感覚的には1か月目は2.5人/日、2か月目は1.8人/日必要な業務量です。
ワンオペは基本的にリソース不足です。残業100時間のブラック企業なみではないでしょうか
【スケジュール】
9:00 起床(妻の授乳中にミルク、朝ごはんの準備、前日の食器の片付け、おむつ替え)
10:00 家事(掃除、洗濯、前日分の洗濯物をたたむ)
11:00 すこし落ち着きます
12:00 昼食の準備(授乳&ミルク、おむつ替え)
13:00 散歩(新生児期なので数分から徐々に伸ばしていきます)
14:00 授乳&ミルク、おむつ替え
15:00 昼寝(いまのうちに体力を回復します)
16:00 沐浴(沐浴桶、沐浴布、バスタオル、着替え、ボディーソープ、保湿、綿棒の準備)
16:30 授乳&ミルク、おむつ替え
17:30 寝かしつけ(この間に妻がお風呂に入る)
18:00 夕食の準備(途中で妻と交代して風呂に入る)
19:00 夕食
19:30 授乳&ミルク、おむつ替え(すきま時間で食器を洗って、ご飯を冷凍)
20:00 寝かしつけ(スムーズにいけばゆっくり時間)
21:00 就寝
23:00 授乳&ミルク→寝かしつけ
0:00 再度就寝
2:00 授乳&ミルク→寝かしつけ
3:00 再度就寝
5:00 授乳&ミルク→寝かしつけ
6:00 再度就寝
8:00 授乳&ミルク(次の一日のはじまりです)
新生児期(最初の1か月)は2~3時間おき、1か月たったころに3時間おきに授乳があるので本当に毎日寝不足でした。息子が寝た後、寝付けないときは本当に地獄でした笑
悩みがつきない
初めての育児はわからないことだらけで、落ち着いた時間やすきま時間はずっと調べものしていました。助産師HISAKOさん(神)のYoutubeは毎日見てました。
がんばらんでええ。むりせんでええ。って言葉に何度も助けられましたね笑
初期に調べたこと一覧
- 部屋の温度と鼻水とメルシ―ポット
- ミルクの量と体重増加
- 張って痛いのに飲んでくれないことと搾乳機の導入
- げっぷがでない、吐き戻し
- 沐浴の仕方、お風呂の入れ方
- 保湿(アズノール、ヘパリン、ステロイドの使い分け)
- 乳児湿疹、脂漏性湿疹、小児科どこにするか
- お宮参り(場所、スケジュール、写真撮影、必要なものなど)
- お出かけの準備
- まぁるい抱っこの仕方、抱っこ紐のつけ方
- 内祝いどうするか
- 出生届と児童手当の手続き、医療証、マイナンバーカード
- 昼ごはんと夜ご飯のメニュー
まとめ
育休を取得したことで妻と同じ目線で育児ができるようになり、妻と支えあえるようになれたことがよかったと思います。
今、育休取得を迷われている方は、ぜひママのために勇気をもって育休を取得してください!
その時は、子が笑ってくれるようになる3か月以上取得することをおすすめします!これまでの大変なことがすべてぶっとびますよ!笑